女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 美容・健康豆知識集

経験豊かな鍼灸学校講師の女性鍼灸師が、すこやか美人になるための美容と健康のヒントを解説しています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

★家のおせちの主役は黒豆と昆布巻き!?

わが家のおせちで一番時間をかけて作るのは、黒豆の煮豆とニシンの昆布巻きです。黒豆は身体の素となるタンパク質が100g中に33gも含まれるそうです。タンパク質は身体に入るとコラーゲンなどに再構成され、骨や皮膚の成分になるなど欠かせない栄養素です。 …

★オイルの中のオイル「ギー」はお腹の味方?!

以前、ギー(ghee)を頂き、毎日のように少しずつ食べていました。そのころからお腹の調子が、大変良くなったと感じていたのです。それは、その頂いたギーがなくなり、食べなくなったころから、調子の良さが下降傾向だなと感じたことで気づきました。 ギーの…

★β-エンドルフィンのチカラ?!

昨日、乗換駅の階段で女子高生が倒れていて、その横に男性がウロウロしている姿が目に飛び込んできたため、駅員さんを、呼びに行き、また戻ってみました。女子高生はかなり気が動転している様子なので、しばらくそばにいて声掛けをしていました。 頭が階段の…

★寒い時季は低湿度と高湿度に注意!

一般的に、かぜやインフルエンザなどのウイルスはだいたい温度15~18℃以下、湿度40%以下の低温・低湿度状態を好み、活動が活発になるとされています。そのため、この寒い季節に加湿器はフル活動。外気温が低く、室内を温かく、高湿度に保つと結露し、「カビ…

★マスク会食の不思議

マスク会食という奇妙な光景が、現実に行われるようになるのでしょうか。会食の前にマスクを新しくしたとしても、ウイルスがいるかもしれない空間で、ヒトがいて食事をして、飲んで、話をすれば、ウイルスがついているかもしれない手でマスクに何度も触れる…

★カルシウム・パラドックス?!って何?

ヒトの血管の壁などに、カルシウムがたくさん沈着している場合、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などと関係します。それはカルシウムの摂取過剰が原因だろうと思ってしまいますが、実際はカルシウムが不足していて、骨からカルシウムが動員されてきた結果だとさ…

★帯状疱疹は20~40歳代の若年層で増加傾向。

1997年からの20年間で、帯状疱疹の患者数が約1.5倍に上昇しているそうです。特に若い子育て世代の増加率が高いとのこと。これは2014年からの水痘ワクチンの定期予防接種化が関連しているとされます。 ご存知のように、主に子どもの頃、水痘・帯状疱疹ウイ…

★ハミングで気道の感染予防!??

最近は、マスクの中でどうやら口で呼吸してしまうことが増えているようです。普通に空気を吸うのは鼻ですが、それだけでは酸素の量が足りなくなり、口で取り込もうとしてしまうのです。 本来ヒトは、身体にとって有利なため鼻で呼吸するとされています。それ…

★背伸びをしよう!!

コンピュータやスマホ主体の生活、また長引くコロナ禍のため在宅時間が増え、家で座っている時間が長くなると、前かがみの姿勢になりがちです。その姿勢では、背中が丸くなり骨盤が後ろに倒れ、下腹部の筋肉が緩み、ポッコリお腹になりやすくなります。 さら…

★マスクは臨機応変に使おう!

ドイツの神経学者が、マスクをしている人の脳の危険性を説いています。「吐いた空気を再度吸うと、間違いなく酸素不足が発生する。例えば記憶に関して最も重要な脳の部位である海馬に大きなダメージを与える可能性がある。酸素欠乏による脳のダメージは元に…

★胸やけ症状、就寝前の食事にも注意!

逆流性食道炎は、最近しばしば聞かれる疾患名です。症状は主に胃酸を口の中で感じるような胸やけです。高齢になると食道と胃を隔てる筋肉が緩みやすくなって、胃酸が食道側に逆流するとされます。ここで問題なのは、胸やけ症状を訴えると、胃酸を抑える薬が…

★「リン」は大切!でも摂り過ぎは禁物?!

必須ミネラルであるリンが血液中に過剰になると、リンとカルシウムが結合して血管の壁に沈着、血管が狭くなったり骨のような硬さになったりしてきます。 このことを血管の石灰化といい、たとえば心臓の血管に起これば心筋梗塞を起こすことになります。 さら…

★私の肌でもシミが薄くなった。水素水はすごい!

ヒトの肌は紫外線にあたると、活性酸素が作られるので、その攻撃から肌を守るためにメラニンがつくられます。紫外線を大量に浴びたり、ストレスなどで肌のターンオーバーが乱れると、このメラニンは肌に沈着してしまいます。 さらに過剰な紫外線は、血管の内…

★掃除にトイレットペーパー?!

先日、鍼灸学校の清掃の方が、消しゴムのような綿のような不思議な物体とともに床を掃いていたので、思わずそれは何ですか?と聞いてみました。すると「これはトイレットペーパーの最後が芯に巻きついている部分が、何本分もたまったらこうして掃除に使うん…

★スカイツリーは「逆さ線香花火」?!

自宅からスカイツリーが見えますが、しげしげと見入るのはいつも就寝前の歯磨きタイムです。ライティングはそれぞれ名前がついていて、「粋」は隅田川の水をモチーフとした淡いブルー、「雅」は江戸紫と金箔のようなきらめき、「幟(のぼり)」は縁起の良い…

★この冬のツインデミックとは?

ツインデミックというのはインフルエンザと新型コロナが同時に流行することをいうそうですが、今年の7月(南半球は冬)のオーストラリアや南アフリカ、チリなどの国では、インフルエンザ検査数は増えているのに、感染者の確認はほぼゼロに近い数だったそうで…

★高野豆腐の機能性は抜群!?

時々、いたってシンプルな高野豆腐の煮つけを作りますが、高野豆腐は極めて栄養価の高い食品と言えるようです。高野豆腐の半分はタンパク質で出来ていて、30%は脂質、それも必須脂肪酸がその約半分を占めるのだそうです。 そしてカルシウム、マグネシウム、…

★アスファルトのすき間は天国?!

最近、車で移動することが多いので、信号待ちで道路の街路樹などを眺めていると、アスファルトのすき間からたくさんの植物が顔を出しているのに気づきます。 よっぽど頑強な草なんだろうと思っていたのですが、均一に見えるアスファルトもどこか不均一な部分…

★今日は虫の日?!

昨日、バスに乗るとひとつ前の席の窓辺に動かないセミが止まっていました。と、突然ジッジッーと羽根を動かし出したので、私は体ごとのけぞったものですが、その席に座っていた年配の男性は微動だにせず、自分が降りる際にセミをつまんで、降りて行きました…

★今年は除湿器とクーラーを併用しています。

今年の梅雨はとても長く感じられ、明けた途端にこの暑さです。そう大きくない治療室ミキ・クーレでは、クーラーで温度は下がりますが、汗でベタつく感じはぬぐえません。そこで、今年は除湿器を購入し、クーラーと併用しています。 多少の音は仕方ないとして…

★熱中症の霧吹き冷却療法とは?!

新型コロナ感染と熱中症が見分け難く、医療従事者たちの苦悩が極まっています。今日は東京でも初の猛暑日となりました。いつ誰に起こってもおかしくない熱中症ですが、ふらつき、めまい、足がつるなどの症状が出てきたら、熱中症の初期症状かもしれないので…

★虹を撮ったのは生涯に何度目?!

滝の傍などで虹を見たことは、何度かあったと思いますが、家から虹を見て写真に撮ったのは今までにあったかしらと、ふっと思いました。26日の日曜日の雨上がりの夕方、東の空に虹が見えました。 日本では虹は七色と言われますが、数十年前にデザインの勉強を…

★マスクは防御というより、他の人に飛沫を飛ばさないため!!

7月初旬からの1週間で、熱中症により搬送された人数は、昨年の約10倍という統計がありました。これは大変なことです。マスクをしていると、身体の熱の発散の妨げになることの証のようなもの。 特に子供は、頭部が路面に近く、反射した熱に温められ、その上マ…

★クルミ・黒糖・いりこプラス!

最近のおやつはもっぱら、黒糖にほんの少しの水を入れて煮詰めた中に、クルミといりこ(小さな煮干し)を乾煎りしたものを入れて、黒糖の水気が飛ぶまで炒り上げたものです。黒糖の分量によって、とっても甘くなったり、それほど甘味を感じないくらいになっ…

★オイルの中のオイル「ギー」って何?

ある方から「ギー(ghee)」をいただきました。聞いたことはあるけれど、よくわからないバターみたいなオイルというくらいの認識でした。今はヘルシーなオイルということで、オリーブオイルやえごま油、亜麻仁油などが注目されていますが、このギーは最高のオ…

★マスク着用に注意!

素敵なマスクや高機能なマスクなど、短期間にマスクの世界が広がりました。素材や構造もさまざまあると思います。ただ、私たちが気軽に手に入れられるものとしては、100%病原体の侵入を防ぐものはないと思います。 一般的なマスクの効果は、①突然の咳やくし…

★運転し「ながらスマホ」を見るのは危険!過信は禁物!

ここ数ヶ月は、コロナに感染しないための自衛策として、出来る限り車で通勤しています。ただ、裏を返すと、微々たる量でも排気ガスが増えるということに他なりませんが・・。そこで、目につくのがスマホを観ていたり、渋滞中のノロノロ運転中に下を向きつつ…

★今年は大型扇風機を設置しました!

わが治療室では、患者さんに着替えをしていただくエリアがそう広くはないので、夏にはお着換え時のドッと出て来る汗を少しでも抑えられればと、小さな扇風機やサーキュレーターで風を送っていました。 ところが、今年はコロナ禍により患者さんが帰られてから…

★健康的に体重を落とす「天然のやせ薬」?!

一日1時間は散歩をするし、間食もせず、ご飯のお代わりもしていないのに、理想体重には程遠い・・・というような話を聞くことがあります。 「理想体重を目指すには、腸内細菌が決め手になる」という報告は数多くあります。腸内細菌は600兆~1000兆個、1000種…