女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 美容・健康豆知識集

経験豊かな鍼灸学校講師の女性鍼灸師が、すこやか美人になるための美容と健康のヒントを解説しています。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

赤ちゃんの疳の虫(かんのむし)とはどのような状態なのでしょう。

糖分(穀類、砂糖など)を摂りすぎると、体液が酸性に傾きます。通常は体液(血液やリンパ液、細胞と細胞の間にある水分など)は各細胞での代謝に都合の良い状態である弱アルカリ性になっていますが、糖分の摂りすぎにより体液はその影響を受けて酸性に傾い…

「産後1ヶ月はできるだけ動かずにいるほうがいい」のはなぜなのでしょう。

昔はよく、産後は暗い部屋で赤ちゃんとゆっくりして過ごすもの、と言われたそうですが、現代ではそういう状況を保つのはなかなかむずかしいことが多いようです。ただ、これは特にお母さんの体にとっては重要なことです。 出産した後の子宮は4~6週間ほどでほ…

生理不順はどうして起きるのでしょう。

生理には女性ホルモンの働きが不可欠です。女性ホルモンに限らず、すべてのホルモンは人間の身体の中で作られて、それぞれの臓器にあるホルモンを受け止める部分に結合して効果を発揮します。ところが身体の外からもホルモンと似たような物質が日常的に入っ…

経膣分娩(通常の出産)と帝王切開とを選ぶことになったらどちらがいいの?

もちろん何の差しさわりもなく経膣分娩での出産ができることが自然の流れでいいわけですが、逆子がなおらずぎりぎりまで待っても赤ちゃんのお尻が下にあるなら、以前は按配がよければつまりお尻だけが骨盤内の底の方にあるのなら、そのままお尻から引き出し…

つわりはなぜ起きるのでしょう。

妊婦さんによってその強さの度合いが異なるつわりですが、医学的にはまだはっきりとした原因はわかっていません。通常、人の身体は血液やリンパ液なども含めてほんの少しアルカリ性に傾いていて、それが身体にとって都合のいい状態を作り出してくれています…

逆子は鍼(はり)やお灸(きゅう)でもどるの?

「逆子の灸」ともいわれる、昔から使われているツボがあります。通常赤ちゃんは頭部からこの世界に顔を出すわけですが、体内にいる間、幾度もあっちを向いたりこっちを向いたりしています。大分、体が大きくなってきてから逆子になって、そのままお尻を下に…

不妊症のはり・きゅう治療はどのようなことをするのでしょうか?

要約して3つにまとめてみましょう。 (1)脈診と筋肉の張り感などをみていきます。脈診をしてその方のエネルギーが流れる経路つまり「経絡」の滞りを診たり、異常に緊張しているような筋肉の状態を把握します。滞った経絡とその経絡に関連のある経絡を選び…