女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 美容・健康豆知識集

経験豊かな鍼灸学校講師の女性鍼灸師が、すこやか美人になるための美容と健康のヒントを解説しています。

★疲労感が半端ない!?

先日、身体が重くて疲労感満載です!という方がいらっしゃいました。何でも、今までの仕事時間の60%で給料は減額、けれど仕事量や内容は今まで同様にやらなければならず、気が付くと背中が重くてだるくて仕方がない状態になっていたそうです。やる気が失せ…

★耳鳴りで試してほしいツボ3つ!

先日、10代でメニエール病と診断された30代の方がいらっしゃいました。それ以来、症状は繰り返されていて、このところ悪化傾向とのこと。耳鼻科に行っても、特段変化なしと言われるそうです。ボーン、ボーンという感じの耳鳴りもあります。 何かの原因で内耳…

★「ブラキシズム」による頭痛?!

ブラキシズム(歯ぎしり)は、睡眠時にも覚醒時にもあり、なかなか厄介な症状ですね。歯ぎしりは、グラインディング(上下の歯を強くこすり合わせる)とクレンチング(噛みしめ)、タッピング(上下の歯がカチカチ当たる)に分けられます。 現在では睡眠時の歯…

★頻尿の原因は?

一般的に頻尿とされる回数は、朝起きてから就寝までに8回以上です。人によっては、それほど行きたくなくても先のことを考えて行っておこうという場合もありますね。また、頻尿になる原因はさまざまで、膀胱炎や糖尿病、子宮筋腫や膀胱癌、加齢など多岐にわ…

★日差しが強くなってきますね!

春分の日を境に、日の出から日の入りまでの時間が今までより長くなり、明るい時間が少しずつ増えてきますね。このところの気候変動は極端で、例えば4月に入ったら、いきなり暑くなって半袖が欲しくなる・・・などは普通に起りそうです。 日差しが強くなって…

★心の持ちようはいかようにも。

逆子の方が見えました。お話によると、もっと前から逆子だったけれど、まだ動くから全然気にしなくていい!と言われていて、注意することの説明もなかったようです。コミュニケーション不足を感じ、ご自身ももっといろいろ質問すればよかったと感じられてい…

★不育症の治療法

妊娠希望の方で受胎の後、妊娠数週までは妊娠が進むものの、途中で胎児の発育が止まってしまうことが繰り返される場合に、詳しい検査をして不育症と診断されます。不育症は大きく四つの原因があるとされています。その中でも治療法が確立されているのは、「…

★太鼓判?!を押されました。

先日、美容関係の仕事をしている方が来院されました。まだ、美容鍼は受けたことがないけれど、写真を撮る機会があるためぜひ受けてみたいとのことでした。後日いらっしゃった際に、お化粧の乗りがとても良かったです!との感想をいただきました。美顔のお手…

★足を組むことの悪影響は?

座っている時に、足を組んでいないと疲れてしまうという方がいらっしゃいました。足を組むのは同じ姿勢による疲れの解消や、歪んだ骨盤の態勢を少しでも楽にしていたいからなどの理由が考えられます。その方は膝下の血管の手術をしたことがあって、しびれた…

★ザーッという変な耳鳴り!?パート2

前回、耳鼻科で髪の毛を抜き取られ、その刺激による違和感はあったものの、2日間は血管性耳鳴りもなく、安堵して眠れましたが、3日目の夜にまた聴こえだしました。まずいと思って、また同じ耳鼻科を受診しました。すると先生が開口一番、一週間でこんなに耳…

★働き過ぎは禁物!

膝下に浮腫みが出ている後期高齢の方がいらっしゃいました。働き者のその方は、頼まれればいいよ、いいよと言って何でも引き受けるという心優しいお姑さんでもあります。心臓の手術をしたことがあるので、このところ胸が苦しいということはないですか?と聞…

★ザーッという変な耳鳴りが聴こえる!?

先週の金曜日に、急に左の耳の奥がガサゴソ言い出しました。耳垢が動いているのかなと、気にしないようにしていたのですがその日の夜、就寝中に目覚めると、左耳の奥でザーッ、ザーッと心臓の拍動と同じくらいの速さで血液が流れるような音が聴こえます。通…

バネ指のリハビリボール?!

一年ほど前、左の親指がバネ指になりました。仕事はテーピングなどして、大きな支障はありませんでしたが、この一年はバネ指と共にリハビリに励んだ日々でした。整形外科を念のため受診して、漢方薬を飲んでゴムボールを握るリハビリをしてください、と言わ…

★脊柱管狭窄症とは?!

脊柱管狭窄症は様々な原因で発症しますが、そのひとつに筋肉の緩みがあります。脊柱管は頭蓋骨の底辺から腰の辺りまで脊髄が通っている管です。管といっても、背骨に穴が空いていてそれらが重なって出来上がったものなので、バラバラにならないように、骨の…

★朝一番にする大切なこと!

寒い時季は、身体が縮こまってしまいがちです。寝ている時も、室温や外気温の影響はどうしても受けますので朝、目が覚めたら軽い背伸びをしましょう!あくまでも軽くです。そして腕はキラキラ星の動きを、脚は股関節を開いたり閉じたりして、血流を促してか…

★肩甲骨の間にカイロを貼るのは避けよう!

新しい年の始まりです。今年も健康に過ごすためのアイデアをお伝えしたいと思います。よろしくお願いいたします。早速ですが先日、寒くなって肩をすくめてしまい肩甲骨まわりの筋肉がガチガチになってしまう対策として、左右の肩甲骨の間にカイロを貼ると良…

★お正月に千両、咳止めに南天!?

先日、そろそろ千両の実をご近所にお配りするという方がいらっしゃいました。そうした風習が残るのは、何代も続くお家だからでしょうか。お正月の縁起の良いお飾りとして刷り込まれている感じがしますが、寒い時期に真っ赤な実と緑の葉を携えていて気分が上…

★揉み返しは筋肉の断裂による炎症反応。

銭湯やスパなどでみかけるマッサージ機で、腰かけてお金を入れると背中や腰のあたりを揉んでくれる機械がありますね。あまりに背中や腰回りが凝っているからと、20分くらい続けたところ、翌日腰に違和感が出てしまったという方がいらっしゃいました。ローラ…

★頻尿で困っていますか?

最近、私は夜中に一回はトイレに行く日がほとんどですが、その後ふとんに入れば眠りにつけるので困ってはいません。一般的に頻尿の目安としては、起きている間に8回以上、寝ている間に2回以上くらいとされているため、高齢でしょっちゅうトイレに行く方は、…

★心臓弁膜症!?

ベテランの後期高齢の方が、半年前から水泳を始めていました。今回とても膝から下のむくみがあるので、何か変わったことがありましたか?と訊ねると、水泳教室にプラスして自主練をしているとのこと。このお歳で?と、言うほどのお歳です。さすがです!!と…

★ホルモン補充で治療が可能な認知症!

ある程度の年齢になってくると、認知症を疑う場面が増えてくると思います。物忘れがひどくなってくると、脳自体の病気を疑うことは自然ですが、ホルモンの異常で認知機能障害がみられる甲状腺機能低下症を疑ってみることも大事です。甲状腺機能検査は、甲状…

★体液の酸性化がもたらすこと。

体液というと漠然としていますが、血液やリンパ液、細胞と細胞の間を満たしている液体をすべて含んでいます。この体液は通常はペーハー7.35~7.45の間に保たれていますが、平均pH7.4の弱アルカリ性が体内の酵素の働きなどが良く、もっとも代謝活動が活発で体調…

★残念な思い込み?!

腰の曲がった、足も悪い方で、シルバーカートを押しながらいらっしゃる方が、治療の帰りには家族のために夕飯の買い物をして帰られるといいます。お家に入るまでには数段の段差があり、そこを食材でいっぱいになったカートを持ち上げる動作はかなり大変です…

★お風呂の素晴らしい効用!

寒暖差に翻弄されることが日常化している今日この頃です。昼間汗ばむのに、朝夕はヒンヤリすることが多く、身体は結構冷えてもいます。こんな時こそ、湯船にゆっくり浸かって、手足の末端まで温まり、毛細血管を広げて細胞にきれいな血液を届けたいですね。 …

★妊活中の甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが出にくくなるため、活動性が鈍くなり、体温低下やだるさ、ムクミ、便秘などの症状が現れやすくなります。40歳以降の女性の1%ほどが発症するとされています。 ホルモン分泌が低下する原因として、圧倒的…

★脂質異常症の薬の副作用に注意!

脂質異常症 脂質異常症は、一般的には食べ過ぎ・飲み過ぎなどの不健康な食生活、運動不足、肥満など、生活習慣の乱れによって生じるとされますので、血中の脂質を下げるための薬を服用する前に、まずは生活習慣の見直しが急務です。2010年時点でも5人にひと…

★漢方薬を体調管理に上手に使いたい!!

この時季は、夏の湿気の多さから、急に乾燥した空気に一気に入れ替わり、皮膚や喉の乾燥が気になりだします。また、今年は日ごとの寒暖差に加えて、朝晩の気温差も大きく、例年に増して、服装などの調節が難しいですね。こういう時は、喉を使いすぎたりする…

★超低用量ピル服用の前に試してみよう!

月経困難症の人の多くは、経血排出のために子宮筋を収縮させるプロスタグランジンという物質が過剰に分泌され激痛になったり、子宮の出口(頸部)が狭かったりで、痛みを感じやすくなります。仕事に忙しく、痛みを一時だけでもやり過ごせば・・・と薬に頼る…

★呑気症(どんきしょう)ってなんでしょう?

先日、肺のレントゲンを半年ほど前に撮って、胃に空気が溜まっているからと処方された薬を半年以上服用していますとおっしゃる方がいました。胃の症状は何もないのに、その後は検査もせずに毎回処方されるとのこと。何も症状がないから薬をのむのも忘れるほ…

★高プロラクチン血症を伴う不妊症

身体の熱を逃がさない服装 赤ちゃんがなかなか授からないので検査をすると、高プロラクチン血症と診断され、服薬を続けながらの不妊治療をしている方が、ある統計では約10%いらっしゃるそうです。このプロラクチンというホルモンは、脳下垂体から分泌され、…