体液というと漠然としていますが、血液やリンパ液、細胞と細胞の間を満たしている液体をすべて含んでいます。この体液は通常はﾍﾟｰﾊｰ7.35～7.45の間に保たれていますが、平均pH7.4の弱アルカリ性が体内の酵素の働きなどが良く、もっとも代謝活動が活発で体調を良好に保てると考えられています。
食物の酸性、アルカリ性は、食べた物が体内で消化されたあとに残るミネラルの量と種類によって決まるそうで、酸性食品は穀物類、肉、卵、魚介類、菓子・ジュー ス類など、アルカリ性食品は野菜、果物、海藻類などです。また、牛乳はアルカリ性なのに食品添加物入りの加工乳になると酸性になるそうです。
体液の酸性化は腎臓の機能が弱った場合も起こりますが、やはり最大の原因は食べ物の偏りとされていて、赤ちゃんを産み育てようとする母体ではつわりが弊害として現れます。それほど神経質にならず、でも少し意識して、例えばアルカリ食品であるみそ汁を食べ合わせて、バランスを取るといいですね！
