脂質異常症は、一般的には食べ過ぎ・飲み過ぎなどの不健康な食生活、運動不足、肥満など、生活習慣の乱れによって生じるとされますので、血中の脂質を下げるための薬を服用する前に、まずは生活習慣の見直しが急務です。2010年時点でも5人にひとりが脂質異常症であるという統計があります。
食べ物の過剰摂取による脂質の蓄積、さらに加齢と共に組織の柔軟性も低下して動脈硬化などの症状が出やすくなります。
そこからさらに、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの疾患に発展するのです。お酒や嗜好品は楽しみのひとつですから、上手に適正な量に留めて、臓器を守りながら楽しみたいですね。
薬には上記の疾患リスクを減らす効果があるそうですが、他の薬の併用による横紋筋融解症(主に運動時に使う筋肉の筋痛や壊死)を起こし、歩行困難になったりすることが稀にあるそうです。高齢や腎臓機能低下などがある方は、横紋筋融解を発症しやすいそうです。薬より少しの辛抱はどうでしょう!