春分の日を境に、日の出から日の入りまでの時間が今までより長くなり、明るい時間が少しずつ増えてきますね。このところの気候変動は極端で、例えば4月に入ったら、いきなり暑くなって半袖が欲しくなる・・・などは普通に起りそうです。
日差しが強くなってくると、消費者側も日焼け対策に躍起になり、そうなると日焼け止めクリームの宣伝も増えてきます。以前にもお伝えしましたが、20代の女性が週に3回以上、日焼け止めクリームを塗っていたら、血液中のビタミンDが欠乏状態になっていた、という実験結果が報告されています。
ビタミンDは、腸でカルシウムを体内に取り込むために必要で、一部の食品からも摂取されますが、紫外線を浴びると体内で合成もされます。これから妊娠や出産を望まれる方は、カルシウム不足で骨粗鬆症になどなっていられませんよね。日光の良いところにも目を向けて、過ごしていきたいと思います。