先日、肺のレントゲンを半年ほど前に撮って、胃に空気が溜まっているからと処方された薬を半年以上服用していますとおっしゃる方がいました。胃の症状は何もないのに、その後は検査もせずに毎回処方されるとのこと。何も症状がないから薬をのむのも忘れるほどだそうです。
おそらく、その方はその頃、人生の大きな岐路に立たされていた時で、毎日緊張の連続だったことが予想されます。呑気症はストレスを感じたり、歯を嚙みしめることが多くなると唾を飲み込む回数が増え、1回あたり3~5ccの空気も飲み込むため、無意識に胃や腸に空気が溜まる症状です。
少しずつ日常が取り戻され落ち着いている現在なら、先生に相談して薬をなるべく減らしたい旨を伝えてもいいのではないですかと、促してみました。相当な勇気が必要とのこと。でも最終的に、身体に食物や薬を入れるのは自分なので、何のために必要かを納得した上で摂り入れていきたいものです。