今日、知人から梨が届きました。毎年、箱入りの大きな梨を送ってくれます。この梨が届くと、暦の上では既に秋ですが、そろそろ本当の秋に季節が変わるな~と感じます。さて、この梨の瑞々しさは、どこからくるのでしょう?こんなに硬いのに食べるとほとんど液体を食べている??ような気持になる・・・。
普通は野菜や果物の皮を構成する石(セキ)細胞が、梨には果肉の部分に多く含まれているため、独特のシャリシャリ感が味わえるそうです。この石細胞には難消化性食物繊維(ペントザン)が含まれていて、体内では消化されにくく腸を適度に刺激してくれてるので、便秘の予防や改善が期待されます。
このペントザンは保湿力にも優れていて、化粧水に使われたり、さらに梨にはたんぱく分解酵素も含まれていて、胃での消化を助けてくれます。秋口には紫外線やクーラーによる肌のダメージや、冷たいものの食べ過ぎで胃腸も弱り気味。旬の食物の有難さを感じつつ、美味しくいただきま~す。