このところの気候の変動は身体に響きますね。早めの梅雨入り、梅雨寒、急に夏日になり25℃を越える日もあるなど、目まぐるしいです。私たちの自律神経は健気にも、こんな気候変動に追随しようと頑張っています。すると、多かれ少なかれ誰でも自律神経が疲れて、さまざまな症状を発現してしまいます。
こうした気候変化への体温調節には、自律神経が必ず関わります。冷えや肩こり、首こり、頭痛、倦怠感など交感神経緊張状態で起きる症状が出てきやすいので、身体が固まりやすい人は、上半身、下半身ともに軽く伸びをしたり、夜は湯船に浸かって毛細血管を広げて血行を改善することがとても大切です。
今月17日くらいまでは梅雨寒が続き、その後は晴れて梅雨明け前から猛暑となる可能性があるそうです。熱中症発症はすでに昨年のほぼ2倍となっているとのこと。まだ涼しいこの時期から、お風呂や軽い運動などで汗をかく機会を作って、急に暑くなってきたときに、身体が驚かないように気を付けましょう。