明日10月12日土曜日は誠に勝手ながら、治療室をお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今まで経験したことのないような台風到来ということで、身を守る行動を!と叫ばれていますね。
さて、今回の台風19号は最初の中心気圧が915hPaと大変低く、通常の大気圧1013hPaに比べ100ほど低い値です。気圧が前の日と比べて10 hPa以上変化すると、身体に何らかの症状が出るという論文もあるそうです。
人間の体は1㎡当たり、十トンの空気の圧力を受けていて、それを体内から同じ力で押し返すことでバランスを保つと考えられます。ところが台風のように体を外から押す力が弱まると、気圧を感じるセンサーの内耳が膨張します。
その内耳の異変が脳を経て、自律神経に伝わり、交感神経が優位なら「痛み」を感じやすく、副交感神経優位なら「だるさ」が際立つようです。痛みはストレッチなどでリラックス、だるさには明るい服装などで交感神経を優位に!