新型コロナウイルス感染症の重症化は、ビタミンD欠乏が関係していることが示唆されていると先週お伝えしました。サプリで不足しがちなビタミンDを摂取したとしても、そこにマグネシウム不足があると、ビタミンDの受容体の数が減少してしまうので、それについても考慮が必要とのことです。
マグネシウムの補充なしにビタミンDを大量に摂取すると、心臓の血管の動脈硬化をも
たらすことも示されていますので、サプリメントを摂る際には、マグネシウムの豊富なアーモンドなどの種実類、魚介類、藻類、ほうれん草などの野菜類、豆類なども摂取するよう心がけたいと思います。
また、マグネシウムは食品加工の過程でその多くが失われてしまうとのことなので、できるだけ加工の過程が少ない食品がお勧めということになります。ヒトのからだは食べた食品で賄われていくので、出来る範囲で加工食品を減らすことも大切なことと思います。