喉が渇けば自ずと水分補給をすることになりますが、冷房のきいた部屋にいるとうっかり何も飲まずに過ごすこともあるかと思います。活動レベルによって水分補給量は決まりますが、まずは出ていく水分量の筆頭が、尿量です。
一日の尿量は通常、体重1kgあたり1時間に1mlで計算されます。つまり50kgの人は50×24ml=1,200mlになります。さらに汗や呼気、便中に含まれる水分が約1,000mlほどとされます。多くの人が約1L分くらいは食品で水分補給されるようですので、あとは尿量分の水分補給が必要になります。
特に今のように、外にいると黙っていても汗が出るような時は、その分も考慮する必要がありますね。経口補水液は1Lの水に小さじ1/2杯の塩と大さじ4と1/2杯の砂糖を混ぜてできあがり。簡単に作れますので用意しておいて、気になる時はすぐに補給して暑い夏を乗り切りましょう。