桜が満開の季節が過ぎて暖かくなり、知らず知らずのうちに、汗をかいていることが増えてきました。汗をじわじわとかくことによる脱水は、こまめな水分補給を心掛ければ防げますが、そうではなく、食あたりなどで何度も下痢やおう吐をして急速に大量の水と電解質が失われることがあります。
そういう時は、経口補水液(水1リットルに砂糖大さじ4.5杯、塩小さじ約1/2杯)を飲んで様子をみましょう。塩分と糖分が入っていることで、小腸での水分吸収がスムーズにいきます。家で簡単に作れますね。特にお子さんや高齢者は注意が必要です。
血液も身体の中の水分が元になって作られています。水分がないと血液が少ない状態になり、心臓や脳など重要臓器に血液が補給されず、身体の機能が滞ります。脱水は侮ってはいけませんね。