ご自身がアレルギーを持っていると妊娠中もそれらの食品は食べないと思いますが、出産後に自分が食べないからと言って6ヶ月以降、子供の離乳食などにそのアレレルギー食品を入れないようにすると、そのことがかえって危険であるということがわかってきました。
定期的にアレルギー食品にさらされると、それぞれの食品に対するアレルギーの発症にブレーキをかけてくれる専門の免疫細胞が作られることがわかってきたため、避けることよりあえてその食品を摂取することのほうが望ましいと考えられるのです。
この専門の免疫細胞が作られるのは3歳くらいまでとも言われています。ここで重要なのはまだアレルギーを発症していないことを前提とした話ですので、すでに食物アレルギーを発症している場合は絶対に食べさせてはいけないということです。
小さい頃からまんべんなく様々な食品をいただくことが、健康につながるということですね。もちろん6ヶ月くらいまでは母乳が一番です。赤ちゃんの発育状態に合わせた内容になってくれている母乳は赤ちゃんにとっての最高の健康食品です!