この季節になると、どうしてもこの諺が思い浮かびます。桜は切り口から病原菌が入って、場合によっては木全体が枯れてしまいやすいし、梅は成長が速いので切らずにいると樹形が維持できないため、剪定を行った方が良いというような意味です。
ただし、現在では伐採した木の切り口は、兪合剤という絆創膏のような役割をしてくれるもので塞ぐことが出来るため、桜も適宜、剪定をするそうです。さて、植物にも病原菌が感染して病気が起きますが、植物には人のように、抗体をつくって病原体から身体を護るというシステムはないそうです。
それでも植物の細胞は、各病原体を認識して、感染されてしまった細胞を自滅させ、全体に広がらなくするという防御反応があるそうです。ヒトにはさらに病原体特有の抗体をつくり出す強力な免疫機構があり、自然界で生き延びる備えが元々存在しています。日々の睡眠・運動・栄養・低ストレスが鍵!!