ひと口に不織布マスクといっても、さまざまな厚さや機能の違いがあるようで、布製マスクの方が効用の高いものもあるようです。ご存知の方も多いかと思いますが、タオルで有名な今治製のオーガニック生地を使った「分子マスク」があります。
これは、東工大の谷岡先生が発明したナノファイバーフィルターを使用したマスクで、N95マスクや不織布マスクより高性能、2倍呼吸しやすいのに微粒子を99.9%以上防ぐとされます。ある専門家は呼吸しづらいものほど、飛沫の飛散は少なく、微粒子もキャッチしやすいと言っているのですが・・。
布製であれば、洗って使えて、最後はほとんど土にもどるし、多少高額(現段階では1枚\3,980)でも100回洗って使えば1枚数十円ということになります。いずれにしても、時と場合に応じて不織布、布製、ウレタン製などを使い分けて装着していくことを心掛けたいところです。