指の痛みを起こす原因は様々ありますが、日常的には使い過ぎがあります。日頃より使い過ぎたと感じた時は、関節が熱を持っていることもあるので、まずは炎症を抑えるため、氷で冷やすのも一つのやり方です。また、夜寝ている間に、手が冷えてしまって痛みを伴うということもあります。
骨と骨をつなぐ関節には関節液があります。骨の中央部は、筋肉による発熱がありますが、関節部は筋肉量が少なく、外気温の影響を受けやすくなります。就寝中、特に外気温が低ければ、関節液が冷やされ、関節周囲の血管は細くなり血流が悪く、酸素や栄養が減少するため、痛みを発しやすくなります。
改善策として、薄手の手袋をして就寝するのがおすすめです。クリームを塗れば保湿もできます。足首や膝、ひじの関節も同様ですので、出来るだけ外気温の影響を受けにくくなるようレッグウオーマーやゆるゆるの靴下などで工夫するのもいいですね。