女性のための鍼灸治療室ミキクーレでは1月14日(月・祝)10:30~12:00、13:00~14:30の日程で無料・太極拳&お灸教室を開催します。八段錦は八つの動作を呼吸に合わせて、ゆっくり行うもので、難しくなく、どなたにでも親しめる太極拳です。お誘いあわせの上ご参加ください。お電話にて受け付けています。お待ちしています。090-7172-9051
皆さま、新しい年が始まりました。本年も健康維持・増進のための日常生活の中のあれやこれやを、お届けしていく所存です。何卒、よろしくお願い申し上げます。
さて、今日から数回に渡って、八段錦という太極拳の鍛錬法の一つをご紹介したいと思います。八段というだけあって、八つの型があります。本日は第一段錦「双手托天理三焦」です。双手は両手のこと、托天は手を上に伸ばし、手の平を上向きにすることです。手を動かすことで深い呼吸が可能となり、酸素を含んだ良質の血液が体中に行き渡ります。
中医学には三焦のうちの上焦を胃の上、中焦は胃、下焦は膀胱の上のあたりを指すという考え方があります。つまり、「双手托天理三焦」とは、両手で天を押し上げる動作で、胃腸を整え丈夫にするというような意味になります。腹部のぜい肉を取り、肩こりにも効果が期待されます。毎日行いましょう!
年末寒波到来ですね。昨日とは大違いの寒さです。こんな時、風邪予防に大椎というツボがあります。首の後側の付け根で、大きな骨のふくらみの下の凹んだところです。首まわりを冷やさないあるいはお風呂にゆっくり浸かる、お灸などで積極的に温めましょう。
そして、皆さまどうぞ健やかな年の瀬とお正月をお迎えください。今年一年本当にありがとうございました。来年も健康に関するあれやこれやを、お伝えしたいと思います。何卒よろしくお願いいたします。ミキクーレは年内明日、29日(土)まで、年明けは4日(金)から受け付けます。
つまみ細工という伝統的な手芸の様式があります。写真は、そのつまみ細工を上手く使って、お正月飾りを趣味で作っていらっしゃる患者さんに譲ってもらったものです。写真では、あまり細かいところが見えないですが、つまみ細工はとても繊細で根気が必要な手芸です。
私が作ったわけではないのに、小さいけれど作品の中に宇宙があるなと感じます。ひとつひとつがオリジナルでお話を聞くだけで、楽しくなってきます。使う布地によって接着剤をかえたり、色の取り合わせも素材によってまたさまざま。大袈裟ですが無限大に広がる世界です。
「片足2kgの重量がある靴を履いて生活しています。出かける時には15~20kgの荷物を背負います。このようにして歩くトレーニングを始めたら、完全にすり減っていた膝の半月板が再生したんです。」
MRIによる精密検査で確認したところ、普通は4mm程度ある半月板が、三浦さんの場合は1mm以下になっていたそうですが、3.8mmにまで回復して、診てくれた医師も「(医学的には考えられないこととの見解から)信じられない」と驚いていたとのことです。
私自身も母が変形性膝関節症で、その辛さを間近で見ているので、そうならないようにと片足立ち体操やスクワットなどをしていますが、やはりウェイトをして足上げをして膝痛が楽になってきたという患者さんを見習って、ここ数ヶ月は私もアンクルウェイトをして毎朝の体操をしていました。
以前は膝に少しの違和感を感じることがあったのですが、最近はありません。膝周りの筋肉が少しばかり、しっかりしてきたことも役立っていると思いますが、ウェイトによる引っ張り加重と呼ばれる力によって関節内の循環がよくなり、組織の状態がほどよく改善されているのかもしれません。
腰に違和感があると、自己整体でほとんどの場合は、大丈夫になるのですが、この2~3日、腰の左側がスッキリせず、どうもおかしいと思っていました。患者さんにはああでもない、こうでもないといろいろアドバイスさせてもらっているのに、自分の腰のことは棚あげしていました。
よくよく考えてみて、判明したことがあります。お昼時間に余裕があると、ネットニュースでも見てみようと思い、自分の目の前にコンピューターの画面を置かずに、少し左側にずらしているため、左に傾いたような体勢で眺めている時間があることに気づきました。
これだ!と思い、コンピューターはおヘソの前に!!をモットーにこれからは気を付けます。肋骨と骨盤をつなぐ腰方形筋などに負担がかかり続けていたのかもしれません。日常のちょっとしたことから、からだのバランスを狂わすことが、身近にあると再認識した次第です。