「片足2kgの重量がある靴を履いて生活しています。出かける時には15~20kgの荷物を背負います。このようにして歩くトレーニングを始めたら、完全にすり減っていた膝の半月板が再生したんです。」
MRIによる精密検査で確認したところ、普通は4mm程度ある半月板が、三浦さんの場合は1mm以下になっていたそうですが、3.8mmにまで回復して、診てくれた医師も「(医学的には考えられないこととの見解から)信じられない」と驚いていたとのことです。
私自身も母が変形性膝関節症で、その辛さを間近で見ているので、そうならないようにと片足立ち体操やスクワットなどをしていますが、やはりウェイトをして足上げをして膝痛が楽になってきたという患者さんを見習って、ここ数ヶ月は私もアンクルウェイトをして毎朝の体操をしていました。
以前は膝に少しの違和感を感じることがあったのですが、最近はありません。膝周りの筋肉が少しばかり、しっかりしてきたことも役立っていると思いますが、ウェイトによる引っ張り加重と呼ばれる力によって関節内の循環がよくなり、組織の状態がほどよく改善されているのかもしれません。