女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 美容・健康豆知識集

経験豊かな鍼灸学校講師の女性鍼灸師が、すこやか美人になるための美容と健康のヒントを解説しています。

季節の変わり目の健康法

台風の季節がやっと終わり、澄んだ秋の空が気持ちのいいこの頃です。夜の長さを感じ始める季節でもありますね。朝晩の涼しさも少し寒く感じられるのが、平年ではありますが、今年は少し様相が異なり10月に入っても真夏日がありました。

それでもやはり油断をすると不意をつかれて風邪など引かないよう用心したいところです。こういう季節は自律神経が乱れがちになりますので、初冬に備えて自律神経を鍛えましょう。例えば、お風呂でよく温まった後、足に水をかけるという昔ながらの健康法があります。

冷たい水で冷やされると自律神経の働きで血管が縮みます。からだを護る反応です。その後、血管が元の太さに戻るためサーっと血流がよくなり、ホカホカ感じられそれがしばらく続くので、その間に就寝できるとベストです。初めての人は足の指先だけくらいから始めてみましょう!

季節が変わるとき、ほんの少しの心がけが大切です。

夏は太陽が近くなり、光の粒子が皮膚に当たるまでの距離が近づくいので、それだけダメージが強くなります。夏の肌は紫外線でダメージを受け、またこれからの季節は乾燥によるダメージを受けることになり素肌は健気にもがんばっています。

太陽の光はカルシウムの吸収を助けるビタミンDの産生やガンの予防にも役立つなど、もちろんわれわれには欠かせない自然の恩恵です。東洋医学では風暑湿燥寒(ふうしょしつそうかん)という自然のさまざまな恵みも、人体の状況によっては、邪気になると考えます。

涼やかな風は気持ちいいですし、適度な暖かさは心が開放されます。また、湿度も適度にあることで皮膚や粘膜の潤いが安定します。乾燥も爽やかな心地よさを運び、寒さは気を引き締めるなど、健康な状態では自然の恵みと感じられます。

ところが、人体内部に乱れがあるとこれらの恵みが一転してしまいます。お風呂上りに夜風に当たったり、飲食不足で猛暑日を過す、雨にぬれたそのままの服装で冷房にあたり、乾燥した部屋で口を開けて居眠り、薄着で寒い夜に外出するなどして、身体の乱れにつけ込まれ体調を崩してしまいます。

秋は特に乾燥が気になります。ウイルスの活動も少しずつ活発になってきます。肌の潤いと同時に咽頭粘膜の調子を整えるためにも、食養生は大切です。「腹八分医者知らず」とはすばらしい格言です。良質なものを少量いただくよう努めたいと思います。女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 大倉美樹

秋口の思わぬ拾い物とは?

少しずつ涼やかな夜を迎えられる季節になりましたが、まだ冷房は止められず、明け方寒くて目が覚めたなんてこともあるかもしれません。こういう季節は用心をしないと、思わぬ拾い物?をしてしまうものです。例えば喉痛や腰痛です。

女性のための鍼灸治療室では、季節の変わり目のメンテナンスとして、お家で簡単にできるお灸をご指導させていただく無料のお灸教室を開催します。ツボの取り方は本を見ながらではなかなか確証が持てませんよね。ツボの位置も実感していただけます。下記の日程で行います。

9月12日(月)、14日(水)、18日(日)、21日(水) 第一回11:00~12:30 第二回13:00~14:30 第三回14:30~16:00となります。参加申し込みは09071729051 JR鶴見駅徒歩1分ミキクーレ大倉まで。お待ちしています。

残暑を乗り切るためのお灸セルフケア

まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ次の季節へのからだの準備を始めませんか?
熱中症対策もあって、水分摂取に精を出していた夏ですが、初秋にそなえてしっかりとしたいい栄養分を蓄えつつ、胃腸も整えたいですね。


JR鶴見駅徒歩1分にある、女性のための鍼灸治療室ミキクーレでは、セルフケアを目的としたお灸教室を開催いたします。季節の変わり目は、何かと体調をくずしがちです。自宅でできるお灸によるセルフケアで予防していきましょう。

日時は8月31日(水)、9月12日(月)、14日(水)、18日(日)、21日(水) 第一回11:00~12:30 第二回13:00~14:30 第三回14:30~16:00となります。参加申し込みは09071729051ミキクーレ大倉まで。

食後の右わき腹の痛みは何かの病気でしょうか。

これは、おそらく胆道ジスキネジアといって、脂肪の消化に必要な胆汁がうまく小腸に排出されないことで、腹部の痛みや背中の痛みが感じられるものです。小腸では脂肪を体に吸収しやすいかたちにする作業が行われますが、胆汁が出ないとそれができません。

腫瘍などで物理的にせき止められてしまう場合と、自律神経が上手く作動してくれなくて排出できない場合があります。自律神経の働きをアンバランスにさせる悪玉ストレスによっても影響がでやすいものです。

この暑い気候の中ですが、できれば陽射しの強い時間帯を避けて、森林浴などをして自然と触れ合い、ストレスになるような思いを放り出し、リフレッシュしたいですね。女性のための鍼灸治療室ミキクーレでは、下記の日程で無料のお灸体験教室を開催いたします。

お灸は自律神経に働きかけ、日頃の養生に適しています。
8月21日(日)、22日(月)、24日(水)、31日(水)です。時間は11:00~12:30、13:00~14:30、14:30~16:00の3回です。お申し込み電話番号は09071729051です。横浜市のJR鶴見駅前徒歩1分、女性のための鍼灸治療室ミキクーレ大倉まで。

夏を快適に過ごす「無料お灸体験教室開催」

この夏、熱中症予防のための水分補給が叫ばれるなか、冷たい飲み物のとり過ぎで胃腸が疲れ気味になっていませんか?
盛夏を快適に、そして初秋へ向けた準備は常日頃から心がけておきたいですね。

女性のための鍼灸治療室ミキクーレでは、下記の日程で無料のお灸体験教室を開催いたします。お灸はお家で簡単にできて日頃の養生に適しています。お灸のセルフケアを丁寧にご指導させていただきます。

8月21日(日)、22日(月)、24日(水)、31日(水)です。時間は11:00~12:30、13:00~14:30、14:30~16:00の3回です。お申し込み電話番号は09071729051です。女性のための鍼灸治療室ミキクーレ大倉まで

不育症の原因のひとつとされる血小板凝集能亢進とは?

血液の中には赤血球、白血球、血小板という細胞が流れています。血小板は出血した場合に、血管の壁を修復するため最初に飛んできて地固めをしてくれる細胞です。そのため少なすぎると血管が修復されず出血が止まりにくくなります。
この血小板の活動が活発化する(凝集能亢進)と、今度は血液が血管の中で塊をつくりやすくなり、場合によっては血管を詰まらせる原因にもなってしまいます。このことが原因で胎盤の血流が悪くなり、着床した受精卵が育たない不育状態に陥ってしまうと考えられます。

そのため低容量アスピリン療法やヘパリン療法などを併用して妊娠を維持することが治療法のひとつとしてすすめられています。流産を繰り返す方で、まだこの検査を受けていない方は、一度受けてみることをおすすめします。