先日、治療室にある収納家具の引き出しで、右手の小指を挟みました。年齢と共に、反射が遅くなっているのは感じていますが、このように手の指を挟むなど、今まではなかった気がするのです。残念・・。
さて足の小指は、タンスの角などにぶつけて痛い思いをしたことは、誰でも一度くらい経験があると思います。私はこの小さな範囲の打撲は、お灸をすることで回復が速まることを何度も経験しています。小さく捻ったモグサを小指の皮膚の上に乗せてお灸(きゅう)します。
多少は熱いですが、その熱刺激によって皮膚やその下の細胞を正常な細胞として活動できるように保護してくれるタンパク質が作られます。ですので、タンスの角にぶつけた時はいつも即座にお灸をして、小さな湿布薬を張り付けておくだけで、忘れ去ってしまいます。今回もまた然りです!