冬の乾燥時季や、冷房で冷えた部屋の中で口を開けて寝てしまうと、喉痛を感じて目覚めることもありますが、今回の訴えは、点鼻薬が原因だったようです。アレルギー性鼻炎の治療薬としての点鼻薬は代表的なものに、抗ヒスタミン薬・ステロイド薬・血管収縮薬などがあります。
抗ヒスタミン薬は眠気が出やすく、鼻づまりに対する効果は弱め。血管収縮薬は鼻粘膜にある血管を細くさせるため分泌物が減り、鼻づまりに対して即効性があるものの、長期使用してしまうと、逆に悪化するという問題もあるそうです。中でも、ステロイド薬はアレルギー反応を抑える強力な薬です。
でも即効性は弱いので、時間を決めて定期的に使用して効果が発揮される薬とのこと。訴えのあった方のように、夜寝る前に噴霧すると、鼻から喉に薬剤が流れて咽頭部の白血球の働きが弱まったり、咽頭痛が出るなどの副作用があります。噴霧後はうがいをして薬剤を飲み込まないように気をつけましょう。
