2015-01-01から1年間の記事一覧
現代人のライフスタイルの中で特に仕事場では、朝から晩までコンピューターとにらめっこという人が大変多いと思います。にらめっこしていても、ちょくちょく立ったり座ったりという場合はまだいいのですが、トイレと休憩時間以外は座っているという方の場合…
アメリカの一般女性6,200名を対象に行われた調査で、11%の女性に貧血が確認され、そのうち48%の女性は亜鉛欠乏性貧血であったという調査結果があります。これらの女性は鉄を摂取しただけでは症状が改善されず、鉄と合わせて亜鉛を摂取したところ症状の改善…
気候が寒くなってくると、衣服や住居などで防備しますが、もちろん身体自体もそれなりに適応しようとしています。それは暑いときよりも代謝を亢進させ、熱をつくり体温を維持しようとすることでわかります。 ところが、寒冷地に住む人々の中には通常は眠れな…
生理が始まる一週間ほど前は、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌量がちょうどピークを迎えます。卵巣から出るプロゲステロンには様々な作用があり、例えば子宮内膜の腺細胞からの分泌を亢進させ、受精卵があればその発育を助けたり、乳腺の発育を促し、体…
極端な寒冷では凍傷を起こし、重度の場合は組織が壊死してしまいます。それに対して初冬や初春などの季節での軽度の寒冷によって起こるのが‘しもやけ’です。通常、寒冷状態に置かれると体熱が奪われないように皮膚近くの血管は交感神経の働きで細くなります…
糖分(穀類、砂糖など)を摂りすぎると、体液が酸性に傾きます。通常は体液(血液やリンパ液、細胞と細胞の間にある水分など)は各細胞での代謝に都合の良い状態である弱アルカリ性になっていますが、糖分の摂りすぎにより体液はその影響を受けて酸性に傾い…
昔はよく、産後は暗い部屋で赤ちゃんとゆっくりして過ごすもの、と言われたそうですが、現代ではそういう状況を保つのはなかなかむずかしいことが多いようです。ただ、これは特にお母さんの体にとっては重要なことです。 出産した後の子宮は4~6週間ほどでほ…
生理には女性ホルモンの働きが不可欠です。女性ホルモンに限らず、すべてのホルモンは人間の身体の中で作られて、それぞれの臓器にあるホルモンを受け止める部分に結合して効果を発揮します。ところが身体の外からもホルモンと似たような物質が日常的に入っ…
もちろん何の差しさわりもなく経膣分娩での出産ができることが自然の流れでいいわけですが、逆子がなおらずぎりぎりまで待っても赤ちゃんのお尻が下にあるなら、以前は按配がよければつまりお尻だけが骨盤内の底の方にあるのなら、そのままお尻から引き出し…
妊婦さんによってその強さの度合いが異なるつわりですが、医学的にはまだはっきりとした原因はわかっていません。通常、人の身体は血液やリンパ液なども含めてほんの少しアルカリ性に傾いていて、それが身体にとって都合のいい状態を作り出してくれています…
「逆子の灸」ともいわれる、昔から使われているツボがあります。通常赤ちゃんは頭部からこの世界に顔を出すわけですが、体内にいる間、幾度もあっちを向いたりこっちを向いたりしています。大分、体が大きくなってきてから逆子になって、そのままお尻を下に…
要約して3つにまとめてみましょう。 (1)脈診と筋肉の張り感などをみていきます。脈診をしてその方のエネルギーが流れる経路つまり「経絡」の滞りを診たり、異常に緊張しているような筋肉の状態を把握します。滞った経絡とその経絡に関連のある経絡を選び…