女性のための鍼灸治療室ミキクーレ 美容・健康豆知識集

経験豊かな鍼灸学校講師の女性鍼灸師が、すこやか美人になるための美容と健康のヒントを解説しています。

★新型コロナウイルス対策には、目の防御も!!

新型コロナウイルスは、ウイルス表面の王冠のように見える突起が、ヒト細胞の表面にある血圧操作に関連するACE2受容体と結合することで、細胞内に侵入することがわかっています。

そしてその細胞を乗っ取り、増殖していきます。この受容体は口腔や咽頭喉頭以外に心臓や腎臓などに存在するとされ、気道の線毛などの生体防御機能が健全に維持されている人では肺までウイルスが侵入しにくいため、新型肺炎は発症しにくいと考えられていました。

ところが、新型肺炎に罹患した中国人医師が、肺炎発症前の数日間、目の充血を経験したことから、感染性のある飛沫や体液が、結膜に付着したことにより感染したのではないかと考えられているそうです。


ですので、マスクによる鼻や口元への手の接触は軽減されますが、目にも注意が必要です。眼鏡をかける人は多少の意識が持てるかと思いますが、コンタクトレンズ使用の方や、眼鏡と無縁な方は直接的に目を手洗い前の指先で触れないよう注意して、少しでも感染リスクを減らしましょう!

ミキ・クーレでは、さらに快適な施術を受けていただきたく、レビュー評価をお願いしています。よろしくお願いいたします。

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目を触らない!

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http://u0u1.net/RPUs

★ポニーに会ってきました!

この3月はさまざまな行事の自粛等で、予定が変わり、お散歩する機会が増えました。家から徒歩で20分ほどのところに、ポニーランドがあります。公園の一角で、ポニーに乗ったり、ヤギなどの動物と触れ合えるのが子供たちに人気です。

ところが、新型コロナウイルス感染の影響から、動物と触れ合うことはできませんが、厩舎に閉じこもってばかりでは、ポニーも運動不足です。外に出て遊んで?いました。中でも写真のすももちゃんは、後ろ脚をピタリと閉じて立つ姿が凛としていて、優しい目でこちらをみてくれました。

予定外に時間に余裕が持てたら、こうしたお散歩もいいですね。風通しは抜群ですし、人は密集していません。接触飛沫感染のリスクも低いです!ここは江戸川区のなぎさポニーランド。さくらも花盛りですね~。

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すももちゃん

 

★新型コロナウイルス感染症による、行動自粛が続いています。

今月15日(日)に、銀座せんねん灸ショールームでお灸教室のお手伝いをしますとお伝えしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、対面でのアドバイスなども自粛すべきと思い、ご辞退させていただきました。お詫びいたします。とても残念です。また、機会をみつけて参加したいと思います。

 

行動自粛が続くと、仕方がないこととは言え、日頃の活動が出来なくなることで、特に高齢の方は、歩かないことによる筋力の衰えが心配です。ぜひ、空気のいい川沿いや公園の散歩、室内でも出来るラジオ体操や足首回しの運動などをされることをお勧めします!

 

◎右の膝を胸の方に引き寄せて、両手ではさみます。足首を右回し20回、左回し20回、 前後にゆらゆらと20回、親指のみ前後にゆらゆら(じゃんけんのチョキの要領で)20回。 左右の足関節で行います。認知症予防や転倒防止になります。足のゆび先は動かしにくい部位です。積極的に行いましょう!

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足首回し運動

 

★粘膜を強くしてウイルスを撃退!!

新型コロナウイルスが見えない脅威になっています。そこで、私たちに出来ることは粘膜を強く保つことです。身体と身体の外との境目は皮膚と粘膜です。皮膚や粘膜は様々な常在菌と共存していて、本当の外敵の侵入をそれらが阻んでくれます。

それでも注意したいのは、口腔や鼻腔、眼の粘膜などの先は例えば鼻腔➡咽頭喉頭➡気管➡気管支➡肺胞のように臓器に直結している事です。外敵の侵入を阻むには、粘膜の血流を良くして粘液の分泌や、気道の異物を追い出す線毛の動きを活発に維持し、免疫細胞の活動も良好にしておくことが求められます。

粘膜補強には、鶏や豚のレバー、卵黄、にんじん、小松菜、ニラ、ほうれん草などに豊富に含まれるビタミンAがよいそうです。ウイルスは小さいので、身体の障壁をすり抜けて侵入しやすい訳ですが、栄養と睡眠を充分とり、免疫細胞の状態を良くすることで、最大限抵抗しましょう。

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肺胞は肺の末端部分

★当院では皆様に、より快適に施術を受けていただくため、当院への評価をお願いしております。
評価のためのリンクはこちらです。
 http://u0u1.net/RPUs
レビュー評価をしてくださった方には、次回来院時にお灸のサンプルを差し上げていますので、お手数ですがその旨お伝えください。
★次回のご予約は下記から承ります。

https://2.onemorehand.jp/mikicure.web.fc2.com/

★痔主さん?は腹圧に注意?!!

一口に“痔”と言っても、いぼ痔、切れ痔、痔瘻(じろう)の3つの種類があるそうです。この中で最も多くみられるのがいぼ痔です。いぼ痔は、肛門付近の静脈がさまざまな原因によって、瘤(こぶ)のようになったもの。静脈は筋層が薄い管なので伸びて血液が溜まりやすい傾向があります。

 

例えば、常習便秘や排便時にいきみ過ぎる人、妊娠さんや冷え症の人、長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしが続く人、また重いものを運ぶ時に腹筋による腹圧が肛門部への過度の刺激を与えるような仕事や過度の筋トレによるいきみなど、肛門部の血行障害を起こしやすい人に多くみられます。

痔を持っている人は、日本人の三人に一人という報告もあります。女性では30代、40代で半数近くを占めるとされます。ですので、便秘にならないような食生活を心掛け、また日ごろ行わないような急激な運動なども場合によっては痔に悪影響になることも留意しておきましょう。

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健やかでありますように!

 

★今こそお灸(きゅう)を始めよう!

新型コロナウイルス感染症が、今後どのように終息していくのか、わかりませんが、私たちに出来ることは、手洗い、鼻洗い、うがいはもちろんですが、あとは自分のカラダの働きを最大限に活かして守ることにつきます。目に見えないウイルスですが、創造力を働かせて物理的に寄せ付けないようにすることです。

そこで、頼りにしたいのがお灸です。ヒトの細胞は様々な刺激(お灸の熱刺激など)にさらされると、細胞自体を守るために細胞がヒートショックたんぱくをつくり出します。このたんぱく質は、万が一細胞がウイルスに感染するとリンパ球などの免疫細胞に知らせて、免疫の働きを起こさせることなどが示唆されています。

 

お灸をすることで免疫細胞の働きを活性化させ、早めにウイルスなどの異物を捕らえて消去するよう備えておきたいですね。シールで貼って簡単にできるお灸もあります。お灸に興味のある方はいつでもご連絡ください。ツボの選び方などもアドバイスさせていただきます。

横浜鶴見の女性のための鍼灸治療室ミキ・クーレ090-7172-9051

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免疫細胞たち

 

★マスクの効用あり!!

新型コロナウイルス感染について、専門家が「マスクは意味がない」というような発言をしているのをテレビで見かけますが、確かにウイルスを吸い込むということに関しては、不織布やガーゼ製のマスクは繊維が粗くウイルスが小さすぎて、通ってしまうという弱点があります。

ただ、冬の乾燥しているこの時期で、寒い時間帯に外に出るときにマスクをしておくことは、のどや気管が急速に冷えてしまうことや乾燥を防ぐ意味で有用です。また、駅など人が大勢集まる場所のほこりっぽい空気を直接吸い込まずに済むという観点からも、マスクは効用があると思います。

 

気道を痛めれば感染しやすくなりますので、「マスクは意味がない!」と専門家が言い切ってしまうと、マスクそのものがしても仕方ないというように思ってしまう人もいるのではないかといつも思います。いずれにしても主な感染経路は飛沫や接触感染とされていますので、手洗いうがいを充分実践しましょう。

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マスクをしましょう!