某温泉地に住む方が、給湯器が壊れたから買い替えの品が来るまで、知り合いの家でシャワーを使わせてもらっていたそうです。贅沢な話に聞こえますが、温泉シャワーだといつものシャンプーが泡立たず、髪の毛はすっきりしないままだったけど、お肌はツルツルすべすべになった?!とのこと。
水1リットルあたりのカルシウムやマグネシウムといった金属イオンの含有量によって水の硬度が決められていますが、温泉の湯はこれらの金属イオンがシャンプーの界面活性剤と結合物をつくり、泡立ちは悪く、髪の毛同士の摩擦が増えるため、気持ちよい洗い上がりになりにくくなるそうです。
日本の水道水は軟水がほとんどのため、洗い上がりに大きな影響は出ませんが、さすがに温泉のお湯は硬度が高めなので髪の毛には良くなかったのですね。でも、硬水はお肌にもいい影響はないので、もしかすると温泉のお湯を飲水して、腸環境が改善され、皮膚にも良い影響が出たのかもしれませんね。