現在、あるいは近い将来に赤ちゃんを授かりたい!と思っているあなた、一人で思い悩んでいないで、まずは自分やパートナーのこころと身体を整えることから始めましょう。そして赤ちゃんを授かり、産み育てるための生活上の準備も大切です。ひとつひとつの悩みに向き合って、コツコツと実現に向けて歩んで行きましょう。
③基礎体温が安定しない。
基礎体温は、人間が活動するうえで、必要な最低体温のことを指し、睡眠をとって目覚めた時の体温を測るのが、もっともよいとされています。排卵前が低温期、排卵後が高温期となり、二相に分かれるのが一般的です。
高温期には排卵後の卵巣から、妊娠維持に働く黄体ホルモンが分泌されますが、この時期の高体温が安定しないという場合は、なかなか妊娠しにくいということになります。
最近はシャワーのみで、お風呂の湯船に浸からないという方が多いようですが、特に夏の冷房で冷えた身体のまま、また冷房の中で就寝するとなると、身体は季節に合わない外気温にさらされっぱなしで、一日を過ごすことになります。
せめて一日に一度は身体を芯から温めて、血管を広げてあげ、全身にきれいな血液が流れるようにして、各細胞の代謝をよくしてあげましょう。
鍼灸治療は、各自に合ったツボの刺激で、効率よく血流を良くし、ひいては身体のコリや痛みも緩和させることができます。定期的に続けることで、基礎体温が少しずつアップし、妊娠しやすい身体に整えていくことも期待できます。