月経の始まりとともに思春期という多感な時期を過ごす女子。体つきの変化や今までになかった毎月のことへの対応、と同時に起こる苦痛な状態など、女子が男子より少し大人びた雰囲気を醸し出すのも無理からぬことかもしれません。
現代では小さいうちから受験を経験する子も増え、またさまざまな習い事や塾通い、それに伴う夜更かしや夜食の習慣があります。本来なら子供は成長ホルモン分泌が増える午後10時には就寝していたいものですが、こうした環境がそれを阻みます。
そうしたことの積み重ねは子供の身体に影響を与え、身体の一部である脳の働きをかき乱し、脳の働きの表れである‘こころ’への影響も出てきます。脳の中の神経伝達物質が適度に分泌されることでこころと身体のスムースな動きが生まれるのです。
ところがその伝達物質やホルモンの分泌が環境因子などでかき乱されると末端で働かなければいけないホルモンの分泌にまで影響が出てしまい、生理の不順を起こすなど、これから妊娠、出産を迎えるからだづくりにも少なからず影響が出てきます。
こうしたことにも薬で対応しようと思うと、さまざまな薬が蔓延しているため妊娠に必要なホルモンまで若いうちから薬でコントロールすることにもなります。もともと身体の中で準備されているホルモンを外部から入れていけばその場しのぎにはなりますが、その後の対処に苦労します。
鍼灸治療は薬にできるだけ頼らずに身体の自然な営みをバックアップできる治療法です。ミキクーレでは下記の日程で無料のお灸教室を開催します。12月23日(水・祝)、1月6日(水)、 1月11日(月・祝) お電話にてお申し込みください。090-7172-9051