要約して3つにまとめてみましょう。
(1)脈診と筋肉の張り感などをみていきます。脈診をしてその方のエネルギーが流れる経路つまり「経絡」の滞りを診たり、異常に緊張しているような筋肉の状態を把握します。滞った経絡とその経絡に関連のある経絡を選びます。
(2)滞った経絡上のツボを選び、鍼(はり)をします。ギックリ腰や筋肉痛のようにどこかを損傷した場合と違い、筋肉の層まで深く刺しません。皮膚表面に刺すだけで充分経絡は整います。
(3)今度はお灸(きゅう)です。骨盤内の血流をよくするツボを選んでお灸します。腕や足にもそうしたツボはあります。熱を緩和するシートの上からお灸しますのでやけどはしません。あとはお家でもお灸をしていただくと、とても効果的です。