新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が発出され、外出自粛に伴い、誰もが家で過ごす時間が増えたことで、スマホに見入る時間が増えているという話が聞こえてきます。
ご存知の方も多いと思いますが、2019年5月にはWHOは、スマートフォンの普及で、ゲームに依存しすぎて日常生活が困難になる「ゲーム障害」を国際疾病として正式に認定しました。ギャンブル依存症などと同じ精神疾患としての位置付けです。
家庭によっては、お子さんのゲーム時間を決めているようですが、厚労省の推計によると、病的なインターネット依存の疑いがある中高生は2017年度に全国で93万人いるとされています。大人もどうしてもスマホの狭い画面を見入る時間が増えて、目の疲れや首凝りが増えていないでしょうか。
もちろん、今回のコロナ禍のためネットを使った講義が行われるなど、密集の回避に役立つことは確かで、インターネットの功罪相半ばするところですが、大人も子供もゲーム依存に陥らないよう、しっかり自制いきたいですね。