この春から、スマホなどに使う5Gサービスによる「ミリ波」の電波が、一部の地域で飛んでいます。これは今までの4Gサービスの「マイクロ波」よりも、さらに周波数が高めの電波で、情報量はとても増えるけれど短い距離しか飛ばないという長所、短所があるそうです。
そのため、我々の居住空間のそばにも中継するためのアンテナを100mから200mごとに設置する必要があるとのこと。今までも、目に見えないこうした電波は飛び交っていますが、さらにこのミリ波は水や酸素があると、そこで電波が影響を受けて弱まるという特徴もあるそうです。
ということは裏を返せば、人間という約60%が水分でできている人体に、どの程度の影響が出るかはわかりませんが、絶対に影響を受けていないとも言い切れないわけです。便利さの裏にはこのような見えない驚異も存在することを、常に感じておくことも必要かもしれません。