鼻呼吸がキーワードです。鼻の中は粘膜で覆われていて、鼻の中に空気が入ることで粘膜の水分が蒸発して、その際に熱が奪われ(気化熱)、静脈血が冷却されます。その静脈血が頭部に流れることで脳が冷やされます。
また、鼻腔の一番高いところと、脳の底面は小さな穴の開いた骨があるものの、わずか数ミリしか離れていません。このことからこの鼻腔の一番高いところに、冷たい空気が入ると脳が直接冷やされる可能性もあるようです。また脳温度の低下で、睡眠を促すホルモンのメラトニンが分泌されます。
これらのことが上手く作用することで、心地よい睡眠が期待できます。急激に到来した猛暑です。鼻呼吸を意識して行い、快適な睡眠を実現しましょう。女性のための鍼灸治療室ミキクーレではこの8月、9月に無料の太極拳&ツボ療法教室を開催します。ミキクーレで検索してみてください!!