前回はどうして便秘になるの?ということで、ストレスや食事の偏りが自律神経を乱し、便秘になりやすいことをお伝えしました。ストレスといっても、気候や社会環境などさまざまあります。また良いストレスもあれば悪いストレスもあり、例えば知らない人との会食などでも、新しい友人ができるかもしれないというワクワク感などは脳をいい意味で刺激していますよね。
また、嫌だと思う物事に遭遇し、そのことばかり考えて堂々巡りを続けているという悪いストレス、前回書いたように視点を少しずらしてみて、考え方を見直してみるという練習もやってみてくださいね。そうして、出来るところから悪玉ストレス回避と善玉ストレス引き寄せをやっていきましょう。
さて、今日は食事について考えてみたいと思います。
便のスペシャリストの辨野先生もおっしゃるように、便秘をしないためには食物繊維がとても大切です。食物繊維は不溶性と水溶性の2タイプあります。
「不溶性食物繊維」は水に溶けず水分を吸収し、ふくれて腸壁を刺激し便の排泄を促進します。とうもろこしや小豆、アーモンドやゴマ、キクラゲや干しシイタケなどに多く含まれますが、よく噛まないと消化されにくいため便秘にとっては逆効果になりかねませんので、注意が必要です。噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎが防げます。
「水溶性食物繊維」はブドウ糖の吸収速度を遅くし、食後の急激な血糖の上昇を防ぎ、さらにコレステロールの吸収を抑制することで動脈硬化の予防につながります。また、人体に有害な物質の吸収を妨ぎ、便として排出させるという効果も期待できるそうです。海藻や果物、いも類、豆類、野菜等に多く含まれます。
主食のお米やパン、スパゲティやそばなどに、副食の肉や魚、そこに加えて、こうした食物繊維の豊富な食材を積極的に食事に取り入れてすこやか快腸美人になりましょう!
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