不妊に悩む方は生理があまり順調でないことも悩みのひとつということが少なくありません。生理不順についてはよくストレスのことがとりあげられますが、同様に大切なのは生理を起こすためのあるいは妊娠を維持するためのホルモンそのものの不足があるかもしれないということに気付くことです。
ホルモンバランスを崩している人にはタンパク質をとっていない人が多く、また太るのを気にして低コレステロールのものばかりを選んでいる人が多いといわれています。女性ホルモンの材料となるのは主にタンパク質とコレステロールです。ですので妊娠する身体を維持するために女性ホルモンの材料をきちんと体に摂り入れることがまずは先決問題となります。
タンパク質が豊富な肉、魚、卵をしっかり、野菜からはビタミンをとります。豆腐の味噌汁なら体を温め、大豆イソフラボンも補給できます。大豆イソフラボンは植物性エストロゲンとも呼ばれ女性ホルモンのエストロゲンと似た作用をするといわれています。
さらに栄養分をしっかり身体に吸収するためには、やはり内臓の働きが順調であることが必須です。できるだけ歩くよう心がけることで、骨盤内の血流がよくなり内臓の働きもアップします。お灸をすることも効果的です。毎日コツコツやっていきましょう。そうしたことの相乗効果で妊娠しやすい身体がつくられていくでしょう。少しずつ出来ることから始めてみましょう!